やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

有本香さんから反論いただきました!

これは嬉しい反論なのです。

 まさか私のブログが百田さんに読まれることはないであろう、と下記のブログを書いた。ところが『日本国記』を編集されたジャーナリストの有本香さんから反論をいただいた。

 百田さんは併合は植民ではない、とは言っていらっしゃらないそうです。確か私が聞いたのは今年4月9日の江崎さんが出演さえされた虎ノ門ニュースだと思うがその映像が見つからない。

 ある意味、百田さんよりも影響力のありそうな有本さんにこのブログを見ていただいたことの方が名誉である。なにはともあれ百田・有本ご両人は、郵便学者内藤陽介先生が批判する「保守を気取る連中」でないことに安心した。

「保守を気取る連中が、生半可な知識で植民地や併合という言葉を安易に弄ぶのは、本当に迷惑だ。何度でもいうが、左派リベラルの連中にむざむざ餌をくれてやるのはいい加減やめてほしい。」(内藤陽介氏のFBより)

 

 ところでこのブログで百田さんに反論した件がもう一件ある。

yashinominews.hatenablog.com

 2014年、百田さんは貧乏だから泥棒が入らない、とおしゃったようだが、バヌアツだけでなく太平洋島嶼国、泥棒どころではない。過去500年、西洋列強の大泥棒諸国に跡形もなく略奪され、それは合理的搾取、という形で今も続いている。そして今は中国の債務ならず歳入の罠。パスポート4千冊を主に中国人に販売。その収益はバヌアツ国家予算の3分の一を占めている。