パラオの闇に関して情報交換をしている某国諜報機関から、ミャンマーの少数民族に入り込むマカオ三号会に関する報告書のリンクが送られてきた。公開情報なのでブログに書けます。
オーストラリア国立大学の中国専門家ともこの報告書を共有したところ関連のニュースが山ほど出てきた。
The new Myanmar casino town posing as part of China's Belt and Road Initiative | ASEAN Today
https://www.usip.org/publications/2020/04/chinese-crime-networks-partner-myanmar-armed-groups
The Kokang casino dream | Frontier Myanmar
The mystery man behind the Shwe Kokko project | Frontier Myanmar
Myanmar Govt to Probe Contentious Chinese Development on Thai Border
Investors in Myawaddy’s casinos are a law unto themselves | Frontier Myanmar
ミャンマー少数民族問題は全く知らないが、パラオに入っている三号会と全く同じ構図であることがすぐわかった。
途上国の中の少数民族をねらうのだ。パラオの場合は2万弱の小国であるがこれが16の州にわかれており、狙われているのはアンガウル州という離島。
法執行能力に限界がある。そもそも政治家や法執行、軍部と三号会は連携する。そしてオンラインギャンブルのためのインフラだ。
三号会は最初フィリピンを追い出され、そして昨年カンボジアを追い出され、次の場所を探している。人海戦術なので国境管理弱く、貧しく、汚職体質の場所を探す。そしてインターネットだ。太平洋島嶼国、パラオのインターネット、情報通信政策がここで重要になる。この件については米国当局にすでに情報を提供している。