やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

情報のイズルところに人集まる

情報のイズルところに人集まる

 

やっぱり情報を発信すること=(イコール)情報収集なのだ。

国立音大を出て、陸上自衛官になったS女史から会いたい、とご連絡をいただいた。

 

なんで音大を出て東大卒相手に海洋安全保障なんてやってるんだろう?と自分を疑問に思う日々だったので、私も会いたい、と思った。

 

S女史は中学から国音だそうだ。私は高校から。

神戸の震災に遭遇し、人の役に立てる仕事をと思い、一念発起して公務員試験を目指した。1年後陸上自衛隊に受かったそうだ。やっぱり防衛省は中国と北朝鮮しか見ていない、という。

 

私は太平洋の国歌の研究がしたくて笹川平和財団に入った。しかし、現場に出れば国歌より情報通信の方が島の人々にとって断然重要だったのだ。

で、今は海洋安全保障。。。