やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

国立民族学博物館須藤健一館長

太平洋島嶼国と言えば民族学である。

民族学と言えば太平洋島嶼国である。

素人の私でも知っているのが

西太平洋の遠洋航海者』のブロニスワフ・カスペル・マリノフスキ

サモアの思春期』のマーガレット・ミード

コン・ティキ号探検記』のトール・ヘイエルダール

楽園考古学』の篠遠喜彦博士

母系社会の構造―サンゴ礁の島々の民族誌』須藤健一

 

私は1991年から1995年、36,465,728円をかけて須藤健一先生と4巻の土方久功翻訳出版事業を実施した。

 1993~1994年の2年間31,583,625円をかけて「太平洋地域の遠隔教育開発推進調査」を実施。須藤健一先生にも調査事業の委員としてご参加いただいた。

この調査の結果を受け、私は遠隔教育を一つの重点事業として実施していくことになった。