やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

新カテゴリーのご案内

太平洋と言えばフランスだ。

ラ・ペルーズ、ブーゲンヴィル、デュモン・デュルヴィル達が駆け巡った。

パシフィック、ミクロ、メラ、ポリと名付けたのもフランス人だ。

フランス関係のブログも結構書いているので新しいカテゴリーを設けた。題して、

 ”フランスー太平洋のVin”

時々太平洋の島ですごいワインと出会う。フランス魂を感じる一瞬。

海洋問題とも切り離せない。

フランスの領海+EEZは11 035 000㎢。アメリカに次ぐ世界第2位の広さ。

しかし、ヨーロッパにあるフランスが所有する領海+EEZは334 604㎢のみ。

フランスが有する領海+EEZの97%が海外領に帰属する。

太平洋にある仏領の領海+EEZは合計で718万㎢。

全体の65%に及ぶ。

  ・領ポリネシア(EEZ: 475万㎢)、

  ・ニューカレドニア(EEZ: 174万㎢)、

  ・ワリス・フツナ(EEZ: 26万㎢)

  ・クリッパートン島(43万㎢)

注)政府機関等のデータを探したが、各海外領のデータを示した資料が見当たらなかったため数字はwikipediaを参照した。適切なデータをご教示いただければ幸いです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Exclusive_Economic_Zone