フランス海外領 その存在がフランスを世界最大のEEZ保有国にしている。本土が形成するEEZはたった3%だ。
それらの多くがインド太平洋にある。情報のほとんどがフランス語、ということもあってしっかりフォローしていないが、ここに基本情報をあげていきたい。
フランス政府もマクロンになってから、そして中国の脅威からこれら海外領への対応が変わった、真剣になったような気がするのだ。
まずは居住者のいる海外領。全部で270万人のフランス国民が海外領に居住。
French Guiana (297,000 inhabitants)
La Réunion Island (866,000 inhabitants)
Martinique (364,000 inhabitants)
Mayotte (270,000 inhabitants)
New Caledonia (282,000 inhabitants)
French Polynesia (282,000 inhabitants)
Saint-Barthélemy (9 600 inhabitants)
Saint-Martin (36,000 inhabitants)
Saint-Pierre-et-Miquelon (6,200 inhabitants)
The French Southern and Antarctic Lands (200 inhabitants)
Wallis and Futuna Islands (12,000 inhabitants)
下記のインド洋の島々がEEZ全体の約25%、250万㎢のEEZを形成。
<有人島>
マヨット、レユニオン、
<無人島>(軍事基地や研究所がある)
マダガスカル周辺に位置する
グロリオソ諸島、
トロメリン島、
フアン・デ・ノヴァ島、
ユローパ島、
バサス・ダ・インディア諸島、
南インド洋に位置する
ケルゲレン諸島、
サンポール島及びアムステルダム島、
クローゼー諸島
以下、謎のTwetterアカウント、ムーミンパパから教えていただいたサイト。
フランス語でわかりませんが失業率、とかでは。。
http://www.ispf.pf/themes/EmploiRevenus/EmploiChomage.aspx
フランス防衛省のサイト。フランス語でわかりません!
仏下院外交委が2018年10月に公表した中国の南シナ海への海洋進出に関する調査報告書。中国の進出に対し、アジア太平洋地域に独特の地位を有するフランスのインド太平洋における新戦略を提言。
外務省のインド太平洋に関する外交政策の説明。フランスのEEZの93%があるインド太平洋はフランスにとって地政学的に重要。
仏国防省のインド太平洋戦略レビュー。軍事大臣の挨拶では、フランスが国連P5として、NATO創設メンバーとして、またインド太平洋に領域を有する国家としての責任を関係国と協調して果たす、と。北朝鮮の脅威を挙げて中国は名指ししていないものの、意図することは明白。
フランスの歴史もののweb。重要な日付を絵等で説明。
L’expédition La Pérouse | Histoire et analyse d'images et oeuvres