やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

パラオ台風被害状況

12月5日のオセアニアテレビジョンネットワークの情報によると、観光客に人気のジェリフィッシュレイク(クラゲが泳ぐ湖)は閉鎖。灯台は破壊されたので、新たに設置されたブイと旗で航行が可能。さらに海水は濁っており、航行が不可能な場所も多い。

Palau’s Jellyfish Lake Closed Until Further Notice Following Typhoon Bopha

Posted on December 5, 2012

国家非常額発令が12月4日にあったが、この前の発令は停電の時(2011年)で、この際大統領は訴えられている。現在も裁判は継続。

今回の台風被害に関しては議員全員一致で非常事態の発令が承認された。その中には次期大統領のメレンゲザウ議員も含まれている。

レメンゲザウ次期大統領は1月中旬に行われる予定の大統領就任式を簡易化し、その予算を復興に回す事を表明している。

Palau’s President and President-Elect Work Together Following Natural Disaster

Posted on December 5, 2012

今週末、太平洋南北横断をするので、ブログの更新ができないと思います。

台風の被害状況は地元のオセアニアテレビジョンネットワークが積極的に流しているようですので、下記のサイトをフォローされる事を推薦します。

http://www.oceaniatv.net/