やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

何か有りそう

京都、南禅寺界隈にある日本庭園、「何有荘」

 ーかいうそうー と読む。

私は「何か有りそう」と、読んでいる。

二代目の所有者である大宮庫吉氏が「何か有る様で何も無い。何も無い様で何か有る」という禅の言葉から「何有荘」と命名したのだそうだ。

バブルの頃、いろいろ話題になったようだが、2010年にオラクル社CEO、ラリー・エリソン氏が購入。

ラリー・エリソン氏、昨年6月にハワイのラナイ島も購入している。

世界で6番目のお金持ちだそうである。

人ごとながら管理が大変だろうな、と余計なお世話を思い巡らす。

「何か有る様で何も無い。何も無い様で何か有る」

ラリー・エリソン氏に、この言葉伝わっているのだろうか。

<応用編>

お金が有るようでお金が無い、お金が無いようでお金が有る。

幸せなようで、幸せで無い。幸せで無いようで、幸せである。

意味が有るようで意味が無い、意味が無いようで意味が有る。

やっぱり今年も「老荘思想