やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ロスアンゼルスを訪ねて

  

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ユバーサルスタジオの見学。 嘘の世界。なぜか映画The Truman Showを思い出した。
私が生きているのは嘘の世界?本当の世界? これって老荘思想?

ロスアンゼルスの友人を訪ねている。 個人の旅行だが、財団事業と関連がある。 以前書いたが、入れ替わり立ち替わり、笹川太平洋島嶼国基金にやってくる怪しげなおじさんの一人から裏金作りを強要されたが、できずに自分の貯金を下ろした事がきっかけで出会えた友人だ。


怪しいおじさん達、について一言書いておきたい。 詳細は知らないし、知る立場でもないので確認したことはないが、様々な事情で以前の職場を追われたおじさんたちを笹川平和財団は引き受けている様子である。その中の何人かが太平洋島嶼国基金に来た。

心を入れ替えて努力するわけでもなく、立場を弁えておとなしくしているわけでもなく。業務態度は心底軽蔑したが、彼等には養う家族がいた。 しかしいつの間にかに去って行くのである。私がいびり出したわけではありません!身から出た錆、です。 ともあれ、以前書いたように裏金造ができずに、米国に20年もつき合う事ができた友人ができたのである。

世の中何が幸いするかわからない。 友人からロスアンゼルスに訪ねるよう何度も誘われたが、博論が終わったら、と数年前に約束し、いよいよその約束が果たせた。

友人の家族は、ハリウッドエンターテイメントの創始者の一人でもある。 ウェッブ等に出ているから名前を出してよいと思うが、戦後、50、60年のテレビの時代にハリウッド音楽の基盤を作ったStanley Wilson氏。その名前はユニバーサルスタジオの通りにも記されている。(上記写真) ハリウッド。このブログで紹介しているようにデカプリオなど、太平洋島嶼国の海洋安全保障に関係している。

今回は個人旅行なのだが、事業にも関係してくるので、何回かに分けて書いてみたい。