やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

レメンゲサウ大統領CSISで吠える

我らがレメンゲサウ大統領がCSISで吠えた。

米国の無責任なパラオへの対応を、最高の外交技術で指摘した。

しかし、米国にやる気も、そのキャパもなさそうだ。

島サミットの宣言内容を見てもわかるように、日本にはその準備が、パラオEEZを護る準備がある。

プロパガンダNGO PEWのMatt Rand氏がコンパクトって何?て大統領に今頃聞いている。

自分の国がパラオに約束した基本的安全保障の支援内容を知らずに、仕事をするなと言っておいた。

NOAAはとにかく金がない。船も古いし、データも古い。ダメだコリャ。

米国はとにかくUNCLOSにサインしろ、と。

豪州もひどいが、米国はもっとだ。そもそも、ワシントンD.C.の裏側にあるパラオを米国人が真剣に考えるとは思えない。金儲けの話がなければ。。