今年、自民党の稲田議員が東京裁判を検証する勉強会を立ち上げる事を発言された後、多くの批判が、特に学者からの批判が出ている事に驚いた。
なんだか地球は回っていると唱えて宗教裁判にかけるレベルと同じではないか。。
検証とは黒白つける話ではない。学者はいつから宗教者になったのであろうか?
日本を裁いた側の戦争責任はマクナマラの"The Fog of War" を見れば、わかる。
私も彼等が罪を感じている事を知る経験がある。以前ブログに書いた。
Facebookで知己を得た評論家の江崎道郎氏から『世界がさばく東京裁判』監修佐藤和男という本を教えていただいた。
帯にある、「東京裁判を否定していたのはパール判事だけではなかった。」の通り、多くの欧米の学者、ジャーナリストらが東京裁判を批判しているのである。
新渡戸稲造が生きていたら喜ぶであろう。
監修者、佐藤和男教授がこの本を解説しているビデオがある。私が下手にまとめるより下記の10分の解説をみていただいた方が適切であろう。
同書にある参考図書も少しずつ読んで行きたい。
東京裁判を肯定する議論もあるはずである。両方を合わせて読みたい。