パラオのレメンゲサウ大統領がハワイで開催されたIUCN開会スピーチで、パラオの80%海洋保護区を自画自賛し、世界に30%の海洋保護区制定を呼びかけた事は以前ブログに書いた。
オバマ大統領に説教するレメンゲザウ大統領(3) - やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa
IUCNはこの総会で、なんと30%海洋保護区を提案決議したのだそうである。
これに太平洋マグロ協会が批判したのが下記の記事。
マグロが収入源の多くの島嶼国経済が害を被るし、そもそも海洋保護区は水産資源を守らない。
しかも現在公海ポケットでは操業しない取り組みが機能しているのでその必要はない。
ケルマデック諸島と同じ、人の気を引くアイデアに過ぎない、と一刀両断である。
この太平洋マグロ協会、Te Vaka Moana という、ニュージーランド、クック諸島、ニウエ、トケラウ、トンガ、クック諸島のポリネシア諸国からなる団体である。
Tuna operators fear proposal to close off 30% of EEZs