2018年3月26日の日付で出たASIA PACIFIC BULLETIN太平洋シリーズ。
https://www.eastwestcenter.org/publications/browse-all-series/asia-pacific-bulletin
私の原稿に並んで、フィジー問題、フランス、マリアナ諸島、等々合計で6本の原稿が同時に公開された。知り合いも何人かいる。
ざっと目を通してみた。簡単なメモ。
Australia-Fiji Relations in 2018: Finding a New Normal
by Richard Herr
No. 418, March 26, 2018
何が言いたいのかわからない記事だ。フィジーがこうなったのはオーストラリアのせいなのだが、反省がない?
The Role of the French Military on Key Issues for Oceania
by Helene Goiran
No. 416, March 26, 2018
フランスの太平洋軍事能力を概観するのにはいいけど、その戦略が明確でない事を露呈している。重要なニューカレドニアの独立問題や、仏領ポリネシアの中国の膨脹が全く触れられていない。触れたくないのかもしれないが。
Mariana Islands - US Military Strategy 'On Hold'
by Grant Newsham
No. 415, March 26, 2018
私がいつも書いているマリアナ諸島のカジノの件。このニューシャムさんの記事は興味深い。ペガン島の環境保護活動、アンチ米軍は中国の戦略であると。
それはすごく納得できる。誰が動いているのかも想像できる。
放っていた米国が悪い、というのお同意。
イヤハート記念碑もその一環であろう。イヤハートが日本軍の処刑された事を支持してしまう。日米分断につながるのだ。
The United States is Losing the Pacific
by Ben Bohane
No. 414, March 26, 2018
このBen Bohaneというカメラマンは私にハニトラをしかけてきた男です。
かっこいいお兄ちゃんだな、と思っていたら急に肩に手を回してきて、僕が色々教えてあげるよ、風に。
げーー。いるんだよ。日本財団の色惚け老人宮崎正さんだけでなく、世界中に色ボケ男が。。
でこの記事の間違い。
第二次世界大戦に太平洋島嶼を守ったのは米軍でキウィでもオージーでもありません。
第一次世界大戦で太平洋島嶼とキウィ、オージーを守ったのは日本です。
メールしておこう。歴史を学べ、と。
Strategic Overview of Oceania
by Cleo Paskal
No. 413, March 26, 2018
この記事も興味深い、というか200%同意。
冷戦終結後米国が、英国が太平洋から手を引いて、小国のニュージーランドとオーストラリアに任せたのが間違い。ここに中国が入ってきた。
一つ異論を唱えれば、太平洋の海を島を開拓したのは日本で、日本を追い出したのが一番の問題です。