やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

東北紀行(盛岡篇1)sponsored by 吉野作造

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 東北の旅。まずは新渡戸稲造の生誕の地、盛岡まで来た。東京で新幹線を乗り換え、京都からあっという間だ。

 稲造は9歳まで盛岡にいたのだ。後藤新平同様、腕白な少年だったらしい。

 新渡戸を訪ねての盛岡情報はあまりなく、駅の観光情報センターに寄ったがあまり詳しくはない。新渡戸の生家と北上川沿の道を登ると市役所脇の銅像がある、という情報だけだ。新渡戸が客死したカナダのビクトリアから名付けられた道である。

 誕生の地は「下の橋」の近くだがそこまで行く盛岡駅発バスもそれほどなく、十分事前に確認してからバスに乗った方が良い。

 その途中に盛岡城跡がありここにも新渡戸の石碑とカナダから送られたトーテムポールがある。国際人だった新渡戸の事は、ここ盛岡よりもカナダの方が関心があるのかもしれない。カナダ、ビクトリア州の新渡戸公園は上皇陛下皇后も訪ねられいる。

 駅の反対側、原敬の生家近くに盛岡市先人記念館があり、そこに新渡戸の展示もある。植民者だった新渡戸の事は一切触れられていない。左翼的イデオロギーに満ちた展示にがっかりした。

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