やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

安倍総理が取り上げたパラオ赤十字社の日本への支援 

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畏友、パラオ赤十字社委員長のサンティ・アサヌマ氏
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柄澤大使、赤十字社の募金活動もしっかり視察。外務省ではなく農林水産省出身です。

「この機会に、台風19号被害に対し、パラオ政府・パラオ赤十字社が義援金を募集してくださったことに対しまして、御礼を申し上げたいと思います。」

令和元年11月12日 パラオ共和国独立および日本との外交関係樹立25周年記念祝賀会 | 令和元年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ   より

 日本パラオ外交樹立25周年記念で安倍総理が私の畏友でありパラオのオピニオンリーダーのサンティ・アサヌマ氏が委員長を務めるパラオ赤十字社による日本の支援を取り上げてくれた。私の200%安倍政権支持体制を一気に倍増させた。

 実はアサヌマ氏は大の日本びいきである。「アサヌマ」っていう苗字からして半分か4分の一か知らないけど日本人なのだ。自由連合は日本と組みたいと言っている。で、パラオ赤十字社の日本の支援は以前からしばしば行われていた。

 なぜ今回安倍総理が取り上げてくれたのか?

 今年夏着任された柄澤大使の功績である。在パラオの日本大使、パラオ赤十字社の小さな活動に目も向けてこなかった。イヤ知らなかった可能性もある。せっかくパラオにいるのに日本の外交使節は人脈形成なんてしていないのだ。これ、領事館時代から30年見て来た私の証言。