まさかあのチャタムハウスの、まさかあのラウンドテーブルを まさかまさかのインド太平洋のテーマで、日本開催をオーガナイズすることになるとは思わなかった。
外務省外郭団体、国際問題研究所がドタキャンしたのだ。なぜだろう?
私はたった2週間で、人脈をフルに頼って、ほぼ一銭もかけずにアレンジしたのだ。多くの方から「国際問題研究所が断ってよかったよ」と言われたのは驚きだが理解もきる。あの組織は太平洋島嶼国事業に関してテコ入れを渡辺昭夫先生から協力依頼されて私が関与したことがあるが、外務省の天下り組織でしかないことを痛感。時間とエネルギーを無駄にさせらた経験がある。
ところで、肝心のチャタムハウスのラウンドテーブル。チャタムハウスルール(複数ではなく単数だそうです)があるので参加者は言えないがすごい方が集まってくださった。担当者のクレオ・パスカル女史はかなり満足された様子だ。
一つは経済と軍事が別れていることの問題。どこの国も外務省と防衛省の意見が対立している。ちなみにこの事業はオーストラリア防衛省戦略政策部門の助成だ。実は私の所にも外務省ではなく防衛省や法務省、国交省から照会がある。外務省は他のブログで書いてるように完璧なお花畑状態である。日米安全保障に支障をきたすレベルであることは明言しておこう。