やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ソロモン諸島暴動(22) 中国警察支援開始

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「ソロモン諸島政府の要請に応じて、 中国は警察の暴動装備の緊急部隊と警察顧問の暫定チームを送ります。彼らはまもなく到着し、地元の警察の能力を強化する上で建設的な役割を果たすでしょう。」
恐れていたことがおこりました。ソロモン諸島政府の要請をうけて中国の警察が今回の暴動支援に乗り出します。六人だけなのか。その六人は本当に警察なのか?
 
しかし、日本大使館も構えている我が国は何をしているのでしょう。要請がなければ動かないそうです。政府官僚頭がおかしいとしか、私には思えません。
なぜ中国が支援できて、日本ができないのでしょうか?材ソロモン諸島日本大使館は何をしているのでしょうか?
 
以下機械訳
政府は、中華人民共和国から提供された暴動鎮圧用具と警察連絡官6名を受け入れ、ソロモン諸島警察の装備と訓練に充てることに合意しました。
本日の声明で、政府は次のように述べています。「この暴動用装備には、盾、ヘルメット、警棒、その他の非殺傷装備が含まれており、将来の脅威に立ち向かうソロモン諸島警察の能力をさらに向上させるものである」。
中国が RSIPF の訓練に直接関与するのは初めてのことで、これまでオーストラリア、ニュージーランド、 イギリスなど欧米の警察官から訓練を受けていた。
一方、声明では、ソロモン諸島の政府と国民は、先月の内乱で影響を受けたすべての人に、改めて心からの思いを伝えると述べている。
「オーストラリアがソロモン諸島の支援要請に応えてくれたことに感謝する。パプアニューギニアの二国間支援を歓迎する。ニュージーランドとフィジーの貢献に感謝する。" と、政府は声明で述べている。