やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2018-11-08から1日間の記事一覧

NZ自由連合協定締結国クック諸島とニウエが中国の手に落ちた日(追記あり)

Ambassador to New Zealand, the Cook Islands and Niue, Her Excellency Wu Xi, with Premier Toke Talagi. 結構話題になっている記事です。 中国がニュージーランドに接近した背景にはその自由連合協定国のクック諸島とニウエを手中に収める事が目的である…

Transparency for Tuna and Casino with Chinese friend

Our Oceanと言うオバマ政権のフェイク海洋保護活動で、先日AIを利用した完璧なマグロ管理を披露したミクロネシア連邦のクリスチャン大統領。中国のカジノ進出を支持する法案を準備している事も書かれている。 AIを利用した完璧なマグロ管理を進めているのがT…

Transparency for Tuna or Tax Haven

en.antaranews.com なるほど。ミクロネシア連邦はTNCにやられているわけだ。この団体、環境保護という美名の下に違法操業やってる中国のルエンタイから資金提供を受けている。日本ではAPICという外務省の外郭団体がこれも海洋環境保護をうたいつつミクロネシ…

小島嶼国の便宜置籍船と湾岸戦争

これもバヌアツと中国の関係を調べていたら偶然みつけた資料。 小島嶼国が便宜置籍船ビジネスで北朝鮮を支援している事はこのブログで何度も書いてきた。これを安保理事会が制裁対象とし、日本政府もPIFで指摘するまでになった。 yashinominews.hatenablog.c…

中国とバヌアツのせいで日本人の食卓からサンマが消える?

以前、日本の水産庁が提案するサンマ資源管理になぜか中国と共にバヌアツが反対したのかブログに書いた。 yashinominews.hatenablog.com 最近バヌアツに関する質問をメディアから受け、数字の確認をするためにIMFのレポートを読んでいたら興味深いグラフを見…

鯨の血まみれの尾を突き刺した旭日旗

旭日旗に鯨の血まみれの尾を突き刺したチラシで広報されている講演会が11月13日にニュージーランドのオタゴ大学で開催。在NZ日本大使館宛に下記の文章を送りました。 在NZ日本大使館御中 先日オタゴ大学から下記の日本の捕鯨に関する講演会の案内が送られて…

パラオの気になるニュース

インターネットのおかげで気になるニュースがどんどん流れてきて、RTしたりFBでシェアしておくのだがいつの間にか忘れてしまう。 パラオ関係で気になるニュースが3つ出て来たのでリンクだけしておきたい。 パラオの在日本大使をされていたMinoru Francisco …