やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

米国政府が「珊瑚礁の三角地帯」支援に向け6百万米ドルを拠出

(2009.3.14に書いた文章です)

 

<米国政府が「珊瑚礁の三角地帯」支援に向け6百万米ドルを拠出>

ソロモンスター 2009年3月11日

パプアニューギニアで開催されている「珊瑚礁の三角地帯イニシアチブ」大臣・高官会議において、米国大使が同活動に対し新たに6百万米ドルの支援をすることを表明した。

「珊瑚礁の三角地帯」は2007年インドネシアのユドヨノ大統領のイニシアチブで始った活動。ブルネイ、インドネシア、マレイシア、フィリピンのアセアン4カ国に加え、パプアニューギニアとソロモン諸島の2カ国が加わった、6カ国の活動である。

「珊瑚礁の三角地帯」は6百万平方キロメートルの海域をカバー。この地域は「海のアマゾン」とよばれ、世界の30%の珊瑚礁があり、現在確認されている珊瑚種の75%が存在する。

米国は今後5年に渡り「珊瑚礁の三角地帯イニシアチブ」が行う「持続可能な漁業」、「沿岸管理」の活動を支援する。

 

 

<オリジナルのニュース>

U.S. PUTS $6 MILLION INTO SAVING ‘CORAL TRIANGLE’ | Pacific Islands Report

 

CTI-CFF | Coral Triangle Initiative on Coral Reefs Fisheries and Food Security

https://wwf.panda.org/knowledge_hub/where_we_work/coraltriangle/