やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

日本の太平洋へのODA

日本の太平洋島嶼国へのODAは2国間支援の金額は年間100億円強。ODA全体のわずか1%強である。

が、太平洋島嶼国の中ではトップ3なのよ、と書いたら証拠数字を出せと言われた。

外務省のホームページから拾って表にしてみました。

 

面白い結果が。。

 

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日本はトップを米国豪州譲り、2番手3番手についている。

特に赤道以南の豪NZの縄張りでは3番手を維持し、赤道以北の米国の縄張りでは2番手になっている。(フィジーは例外)

 

援助とは外交である。この表から日本の対太平洋島嶼国外交の姿勢がなんとなく伺える。またADBやUNDP と言った地域組織を通しての日本の太平洋島嶼国に対する拠出金はこれよりも多いのではないかと思う。

全ての島嶼国にバランスよく拠出しているのがわかる。