インド洋はこのブログ、即ち当方の守備範囲ではないが、チャゴス諸島のメガ海洋保護区の件で急に気になりだした。
そうしたら環インド洋連合の初めてのサミットがこの3月にジャカルタで開催されるという。日本からは岸外務副大臣が出席。
環インド洋連合首脳、「航行の自由」確保で一致 読売新聞 3/7(火)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00050104-yom-int
環インド洋連合メンバー国ではない日本の、岸外務副大臣の出席。これは何を意味するのか?岸副大臣、現地で積極的な外交を展開されたようだ。
岸外務副大臣の環インド洋連合(IORA)首脳会合出席(結果)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/id/page3_002025.html
Iran ready to play effective role in reducing regional tensions
http://en.mehrnews.com/news/124089/Iran-ready-to-play-effective-role-in-reducing-regional-tensions
この環インド洋連合の動きは豪州が主導してきた。90年代半ばからである。ヒラリー国務長官・ラッド首相の時に少し動きを見せたが、その後また停滞。ここに来て大きく動いた背景にはやはり中国のシーレーン、真珠の首飾り作戦への懸念がいよいよ本格化してきた、ということか。
インド洋の安定は中東からのエネルギー供給に頼る日本の国益でもある、ということか。
ここは日豪(軍事拠点のあるチャゴス諸島は英米)協力でこの地域への支援が必要なのかもしれない。チャゴス諸島の米軍基地維持を目的としたメガ海洋保護区問題も、背景には強制退去させられた島民の人権問題がある。
Looking west: PM Turnbull attends the first IORA Leaders’ Summit7 Mar 2017|Anthony Bergin
https://www.aspistrategist.org.au/looking-west-pm-turnbull-attends-first-iora-leaders-summit/