メキシコ、カンクンで国連が防災グローバル・プラットフォーム会合(The Global Platform for Disaster Reduction)を開催。(5月22−26日)
参加していたキリバスの大統領が、出資が遅れている世銀などからの援助を待たずに、自前の信託基金を設置する事を発表した。既に議会を通過しているという。
キリバス大統領は現在の同国の信託基金については7%で回っている事以外、情報を出さなかったという。アジ銀の情報では2013年の時点で約500億円の基金があり、これはGDPの381%、約4倍。
Revenue Equalization Reserve Fund, RERFと称されている。
興味深いのはこのRERFは1956年、キリバスが英領だった時に、AU$556,000、約5千万円で設置。基金は20カ国以上の通貨で運用され、安全である、とのこと。
ほらね。太平洋のど真ん中にもいたチャタムハウス、コモンウェルスとタックスヘイブン。
問題は、キリバス大統領が訴えた離島の人道的支援が実施されるかどうか、と言う事ではないでしょうか?世界の金融界を儲けさせる事以外に。。