ナカムラ元大統領との会談。
当然、2015年の天皇皇后両陛下のパラオ訪問の詳しいお話をお伺いする事ができた。
心温まる皇室外交、と言うのでしょうか?天皇陛下とナカムラ元大統領の交流はプライベートなことのような気もするので、ここに書いて良いかどうかためらっている。
ナカムラ元大統領から、譲位の事を聞かれた。
「長男か?」
「はい」
「しっかりした方なんだな?」
日本の皇室を日本人以上に気にかけてくださっている様子であった。
トンガ国王の国葬に参列する機会をいただいた時、日本の皇太子殿下を目の前で拝見した事があるのでお伝えした。
「5、6時間続く国葬で、各国の王室、皇室の賓客が並ぶ中、一糸たりとも乱れなかったのは日本の皇太子殿下だけでした。」
「立派だ!」
ナカムラ元大統領に、譲位は来年と間違ってお伝えしてしまったので、メールでお詫びと修正のご報告をした。
その際、英文資料で参照したのが下記のSouth China Morning Post の2016年の記事。
よくまとまっている。
一体どれだけの日本人が皇太子殿下の学位論文が瀬戸内海の海上交通であることを知っているであろうか?
"All you need to know about Japan’s Crown Prince Naruhito"
Thursday, 14 July, 2016,
"Before his graduation in 1982, he wrote a diploma thesis on medieval water transport in the Inland Sea area of western Japan"
"he studied for two years from 1983 at Oxford University’s Merton College, where he lived in a dormitory for the first time. His research theme in Oxford was the history of transportation on the River Thames. He published a paper titled “The Thames as Highway” in 1989 and was awarded an honorary degree of Doctor of Laws by Oxford University in 1991."
皇太子殿下は法学博士だった!知らなかった!