小さなニュースだが、意外と重要なのではないかと思っている。パラオ国内で繰り広げられる台湾政治。台湾の内政がわかっていないと理解できない。私はわかっていない、という事がわかってきたレベルだ。
ニュースは台湾国民党が隠し持っていた財産でパラオのホテルが買われ、今度そのホテルを売却しようとする国民党を現在与党の民進党がストップをかけた、という内容。
ホテルはパレシアホテル。約8億円で台湾政府はパラオと台湾の関係を損なう、という理由を表明している。
台湾、と一言でいっても親中、反中両方あるそうで、それもお金や力でコロコロ変わる、とこれは台湾通の方に教えていただいた。
そういえば、パラオへの中国人観光客を誘致したのもパラオで観光業を長年経営する台湾人の会社だそうだ。勿論パラオの与党政治リーダーと近い。