フランス領ニューカレドニアと海洋紛争を抱えるバヌアツ。人道支援に来たフランス海軍を追い返してしまった。
その船は離島の教育支援にやって来たのだ。
領土確保と人材育成、どちらが大事？というかそもそも離島の福祉教育すら支援できないバヌアツ政府がEEZを拡大し管理できるのか？したとしても中国やシーシェパードに任せてしまうのではないか？
これは野党の反論。海洋紛争と離島の福祉教育をいっしょにするな、と。
we say the priority of any government and any community is education for the children.
バヌアツ外務省が早速離島に謝罪している。
この仏海軍D’Entrecasteauxが寄港しようとしていたのが人口千人に満たないAneityumとい最南端の島。即ち仏領ニューカレドニアに近い島で今バヌアツとフランスは海洋紛争を抱えているのだ。
仏海軍D’EntrecasteauxはAneityum島の学校建設等の人道支援を行う予定であったという。
下記の記事では違法操業監視なども含まれている。バヌアツ政府は監視能力もないから実質フランス政府の海洋問題以前のバヌアツ国家のEEZにおけるフランスの国家実行だ。
海洋権益拡大を狙う小島嶼国と現実問題が交差する興味深い事例だ。
