やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

ソロモン諸島台湾断交翌日の声

TAIWAN TIES OFF - Solomon Star News

台湾断交が決定した翌日の現地新聞、ソロモンスターの記事。

 

以下主な内容。

2019年9月16日、ソロモン諸島は36年の台湾との外交関係を断交した。

その決断は台湾の副外相Dr Sze-chien Hsu がホニアラの空港に降り立った直後に行われた。

Dr Sze-chien Hsuを迎えたのは台湾に留学している姉弟の親や教会、女性のグループだった。

Dr Sze-chien Hsuはさらなる支援を提案したがソガバレ政権はそれを無視した。

国連総会に臨むソガバレ首相は総会での演説でこの決定を述べるであろう。

この時点で全てのバイの支援は中止され、台北のソロモン諸島大使館スタッフは帰国命令が出される。

台湾政府も在ソロモン諸島大使館から直ちに帰還する要請を出した。

台湾で学ぶ125人のソロモン諸島生徒たちはソロモン諸島に帰国することに。

台湾は国際社会に訴える。自由れ開かれたインド太平洋構想と人権民主主義を守るため団結しましょう、と。

以下略。簡単な英文なのでグーグル翻訳でもいけます。

  

繰り返すが、ソロモン諸島の台湾との関係に干渉してきたのはオーストラリア政府である。そして中国が手をつけている離島支援を無視ししてきたのは、日本を始めとする先進諸国である。台湾政府が訴えるように国際社会は団結できるか?