インド太平洋司令軍のフィル・デビッドソン司令官がパラオに200億円の弾道ミサイル追跡レーダー施設予算要求をしたがそれは全体のほんの一部だ。要請した総額は2兆円である。
太平洋の重要性、そして明確に中国を意識したインド太平洋安全保障がワシントンで議論される中で本格的な予算の増額は今までなかったという。
記事はこの要請を米国議会は通すであろう、と書いている。特に今般のコロナウィルスを巡る中国の対応は米国の決断をさらに高めたのではないだろうか?
パラオの200億円のレーダーはハワイのレーダーと合わせて1千億円だ。さらにspace-based radarsに2千億円。
Finally, Davidson has his eyes on securing about $1 billion to build an over-the-horizon radar in Palau and the Homeland Defense Radar-Hawaii, which could track ballistic missiles, and about $2 billion for “a constellation of space-based radars with rapid revisit rates” to keep track of adversary activities on land, sea, and air.
“Regain the Advantage” と題した報告書に詳細があるらしいが、記事によれば中国に戦意を諦めさせる事が目的だという。
同盟国日本はついていけるのだろうか?というかこの予算作成に日本も参加しているのだろうか?他人事ではないのだ。
この記事の中にある3つのフージョンセンター、パラオに作った海洋事務所はそのつもりで作ったが、200億円のレーダー基地ができれば、さらにパラオの戦略的意味は大きくなる。これがパラオ社会、近隣のミクロネシア地域にどのような影響を与えるのであろう?
インド太平洋司令軍にはパラオに三合会が入り込み、過去には日本の豊田商事事件や暴力組織が関与し、そして子供達の麻薬問題が深刻であることなどなど、詳細を聞かれたので伝えてある。日本政府が参加してなくても私が参加してます。