2月15日パラオのレメンゲサウ大統領がフィリピンを訪問しロドリゴ・ドゥテルテ大統領と会談。海洋安全保障協力を含む両国の関係強化を協議した、とのニュースである。
Palau President pays courtesy call on President Duterte in Davao City
February 16, 2018
https://pcoo.gov.ph/news_releases/palau-president-pays-courtesy-call-president-duterte-davao-city/
PH, Palau agree to enhance ties
February 16, 2018
https://news.mb.com.ph/2018/02/16/ph-palau-agree-to-enhance-ties/
実はパラオ・フィリピン海上保安協力、私が2013年から提案してきたのである。
パラオの2万人強の人口の約半分が外国人で、フィリピン人は60%を占める。
フィリピンからパラオに麻薬や違法操業、人身売買と言った悪い事も入ってくる。
パラオの人が重い病気になるとフィリピンの病院に行く。
ドゥテルテ大統領はフィリピンの大学への受け入れなども提案したようだ。
羽生前会長が、フィリピンの海上保安能力はパラオに比べ物にならない、と言っていた事を思い出す。海でつながる両国が、私が支援してきた海洋安全保障事業を発展させる形で協力できる事を期待したい。