やしの実通信 by Dr Rieko Hayakawa

太平洋を渡り歩いて35年。島と海を国際政治、開発、海洋法の視点で見ていきます。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

パラオと三塚議員と私の買物症候群

自分のワードローブに、サイズの小さくなったスーツが5、6着、ドレスが5、6着ある。 これが捨てられない。合計するとゼロが6個位の代物だ。 あの頃より、1、2サイズ増えたきり元に戻らない。(´_`。) なぜ私のワードローブから三塚議員の話に飛ぶの…

三塚博議員とカストロ議長の関係

以前触れた故三塚博議員とカストロ議長の関係が気になって(記憶違いかも、と)ウェッブサーフィンしてみた。 やっぱり三塚議員は日本キューバ友好議員連盟会長だった。 (三塚議員は日本パラオ友好議員連盟の会長もされており、今の日パの関係は、三塚議員…

「雪っこ」と『からごころ』

大晦日。 家人はとうの昔に寝てしまっている。 炬燵に入って用意したのは酔仙酒造*の「雪っこ」と『からごころ』(長谷川三千代著)。 これがマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』(まだ読んだ事ないけど)に出て来るマドレーヌと紅茶みたい、と思…

オリバー・ストーンの「語られざる米国史」と小室直樹著『日米の悲劇』

オリバー・ストーンの「語られざる米国史」 http://democracynow.jp/video/20121116-3 http://democracynow.jp/video/20121126-9 オリバー・ストーンの「語られざる米国史」を見ながら、パールハーバーに触れなくていいのかな、と、小室直樹著『日米の悲劇』…

『南洋群島と帝国・国際秩序』浅野豊美編集 慈学社出版

『南洋群島と帝国・国際秩序』浅野豊美編集 慈学社出版 2007年 この本は私にとって特別な本である。 表装と内装に使用されているパラオの写真を提供させていただいたからだ。 何の気もなく撮影した写真だったが、渡辺昭夫先生のところでご覧になった浅野…

パラオ米国Shipriders協定締結

2008年から米国沿岸警備隊が太平洋島嶼国と次々に締結している"Shipriders"協定。 8月、新たにパラオと協定が締結された。 以下のIsland Timesのニュースから。 Palau, U.S. Sign Enhanced Ship Rider Agreement Countries to cooperate against ‘illicit t…

久々のPosse Comitatus Act. ー 法執行と軍事執行の棲み分け、共存

本日の新聞に、内閣法制局の小松法制局長官のコメントが掲載されていたので、しばらく忘れていた法執行と軍事執行の棲み分け、共存、につて思い出した。 この分野何もわからないのだが、ミクロネシアの海上安全保障支援の窓口がなぜ、海上保安庁で、海上自衛…

Renaissance - Sounds Of The Sea

時々聴きたくなるルネッサンスの- Sounds Of The Sea ここに貼っておこう。 Watching winter pools take me to the sea Carried by the wind sighing feeling free On the beach alone seabirds circle there above me Lonely winter day makes me want to s…

死と向かい合う(2) ー イランとお盆

8月は日本人にとって、少なくとも私にとって、終戦記念日と、お盆と、高校野球の入り交じったイメージがある。 このお盆、あの世に行った死者を迎えて、また送り出す、と言った簡単な理解でしかなかった。が、最近家族を亡くし、死に向かい合うとはどういう…

宇野千代

50近くで得た人との出会いは、10代20代30代とはまた違った、奥の深いものがあるように思う。 最近、外国の方から日本を学ぶ機会が多い。 学ぶというか、気づかせてもらう、と言った方がよいかもしれない。 米国、ワシントン大学のレベッカ•コープランド教授…

ジャスティン•ビーバー

娘から最近話題のアイドルの名前をよく聞くがあまり関心がわかない。 その中で、ジャスティン•ビーバーというおにいちゃんが、カッコイイだけでなく、歌がメッチャ上手なので、年甲斐もなく「ジャスティン、ジャスティン」と騒いでいる。 娘「私、ジャスティ…

寅次郎あじさいの恋

50近くになっても人生色々な出会いがあるものだ。 最近、ご近所に引っ越された方から京都と江戸の共通点を示す題材として、ナント! 『男はつらいよ、寅次郎あじさいの恋』をご紹介いただいた。 寅さん、懐かしいなあ。テレビでよく観ていた。 しかも、ただ…

原爆を落とした側

8月6日、広島原爆投下記念日。今年はテレビを見ながら黙祷をする事ができた。 原爆を落とされた日本側も恐ろしい思いをし、今でも続いている。 しかし、連合国側、即ち原爆投下をした側のアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアもきっと自分たちのし…

アダムスミスが泣いて喜びそうな離島の話

八重山諸島、 石垣、竹富、与那国。 「癒し」を求めて訪ねたり住み着いたりするヤマトンチューは多い。 兼ねてから書きたかった2つの離島の話。 1つ目は、『道徳感情論』と『国富論』を書いたアダム•スミスが聞いたら泣いて喜ぶような話。 P島の旅館に泊ま…

死に向かい合う(1)

家族の死に向き合う事となり、49日ってなんだろう?と改めてウェッブで調べた。 死んだ本人は何もわからないわけだから、死後の色々な行事は残された家族が友人が、その人の死をどのように受け入れるか、という話ではなかろうか? 初七日 初願忌 十三仏:不…