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ミクロネシア連邦、ポナペ島にThe Villageというエコツーリズムで有名なホテルがあった。 パラオ観光局の方と話をする機会があったがこのThe Villageの話をしたらご存じない、という。で、ここに書いておきたい。 1991年には米国政府から初めてのエコツーリ…
ネットや本に溢れる、近現代史の研究。 その様子を明確に指摘されたのが筒井清忠氏ではないか、と思う。 当方は民主党の近現代史研究会で筒井清忠氏の講演を聞く機会が一昨年あったが、同氏が編集し昨年出版された『昭和史講義 ー 最新研究で見る戦争への道…
44歳最年少の大統領が今月選ばれ、すぐに不信任案を突きつけられたマーシャル諸島。 25日の議会では不信任案は可決されてしまった。 やはり、マーシャル諸島の無血革命は難しいのか、と考えていた。 ところが、昨日26日替わりに選ばれたのが女性のHilda …
勘を頼りに書いて来たパラオのポリティクス。 何やらその勘が間違っていなさそうで、怖い。 検察と司法大臣兼副大統領のニュースを以前お伝えした。 起訴を自ら取り下げた検察側(即ちテキサス州出身の悪徳弁護士か?)の動きが怪しい、と書いたが怪しいと思…
マーシャル諸島共和国に44歳の最年少でしかも民間出身のCasten Nemra大統領が誕生した。 しかも七期務めるベテラン議員を一票差で破っての当選である。 酋長制度が強固なマーシャル諸島では平民出身の大統領は、ケサイ•ノート大統領に続く二人目である。 N…
パラオの政治が、水面下で激動している。 島社会の政治はなめたらアカン! 二人か三人、パラオのの大統領は暗殺されている。 それほど島の政治は命がけなのだ。 まずは検察と司法大臣兼副大統領のニュース。 検察がベルス法務大臣を起訴したが、法務大臣側の…
ミクロネシア連邦自由連合破棄決議案の動き。 反対する声は主に米国在住のミクロネシアの人々から強く出ている。 自由連合協定の破棄は、米国に生活の拠点を築いた彼等がミクロネシア連邦に送還される事を意味する。 人口10万のミクロネシア連邦。3人に一人…
久しぶりのフランスのニュースで。 太平洋で、海洋問題といえば、広大なEEZを領有するフランスは無視できない。 フランスの領海+EEZは11 035 000㎢。アメリカに次ぐ世界第2位の広さ。 ヨーロッパにあるフランスが領有する領海+EEZは334 604㎢のみ。 フラ…
パラオも色々と動いている。麻薬問題、謎のフェリー、そして中国人のニュースを紹介します。 まずは昨年末突如現れた謎のフェリーThe Xian Ni 。 フィリピンのサルベージ会社が先週やっと引き上げたようである。 なぜか大統領府のFBには写真だけで、記事がな…
2015年11月19日の、ミクロネシア議会で、現在米国と締結されている自由連合協定を2018年までに破棄することが決議され、大統領の了承待ちとなった。 決議内容は下記の通り。 自由連合は米国のミクロネシア連邦に対するチャリティではない。米国は安全保障で…
今話題の「ツイッター組長」 当方もフォローさせていただいている。 「ツイッター組長」は留学経験もあり、英語も得意。世界の金融、経済、政治への視点も興味深い。 無視されるであろうと思いつつ質問してみた。 「外国人にどのように日本のヤクザを説明し…
パラオ地元紙Tia Belauにあった、クアルテイ医師による気になるコメンタリーである。 FYI: FOR YOUR ISLAND, WHO? By Stevenson Kuartei, MD Words from Orakidorm, Tia Belau 12 Nov 2015 (全文は下記に) あなたの島のために。で始まる3つのショートコメ…
パラオの中国人問題は一向に解決されないどころか、悪化の一途を辿っている様子である。 下記のパラオ地元紙に掲載されたコメントはショックだった。 PALAUANS STAY OUT AND KEEP OUT (2015) By Santy Asanuma Ngarker Olbechel, Tia Belau 11 Nov 2015 (全…
先週、パラオのチン議長、アンガウル州政府代表の中国公式訪問を以前取り上げた。 パラオと中国の関係はさらに強化されつつあるようだ。そしてその緊張関係も。。 パラオの中国人がどのような問題を起こしているか、地元評論家の興味深い記事があったので下…
ラグビー世界カップ、日本の勝利に、日本がイヤ世界が感動している。 普段は観ないラグビーだがウェブで検索。 ン? どっちが日本?と一瞬迷った。外国人選手が結構いるのだ。 それも太平洋からの。。 チームリーダーはニュージーランド生まれフィジー人。 …
パラオからもう一つニュース。 国連にパレスティナの国旗を掲げるかどうかの投票で反対に回った国は8カ国。 イスラエル、米国、豪州、カナダ、ツバル、ミクロネシア連邦 そして、パラオ。(一国足りない。多分マーシャル諸島) 棄権したのが独英を含む45…
安倍談話の件はこのブログに書くつもりはなかったが、評論家の江崎道朗氏から「あなたが書かなきゃだめだ。」と言われて書く事にした。 安倍談話の一つのキーワードと言われた「植民地」 これを語るには、新渡戸稲造を、矢内原忠雄を、そしてアダム・スミス…
安倍談話は早くから注目していた。 今でこそ技術が発達し、太平洋を取り囲む先進諸国は、途中給油の必要もなく広い太平洋を一跨ぎで飛び越えられる。 しかし、戦前は船の燃料や食料の補給基地、通信回線の中継基地として、太平洋の小さな島々は重要だったの…
8月21日インドのジャヤプラでモディ首相が14の太平洋島嶼国首脳を招聘し、第2回インドー太平洋島嶼国サミットフォーラムが開催。昨年のモディ首相フィジー訪問時に島嶼国首脳を集めてのサミットに続く2回目となる。 Preparing for the Indo-Pacific cen…
参議院での太平洋クロマグロ議論をビデオで一通り拝見した。 なんと言っても圧巻は平成27年07月07日の徳永議員と水産庁本川長官とのやりとりである。 本川長官 「・・・そういう意味では、全く効果がない数字であるというのは余りにも理解のない御主張ではな…
パラオのニュース。 この7月のパラオを来訪した日本、台湾、韓国の観光客数は過去最低だったそうである。 そして、過去最高だったのは言わずもがな 中国人観光客である。 Tourism: Japan, Taiwan, Korea post lowest July arrivals for the past five years…
我らがレメンゲサウ大統領が就任と同時提案し、強力に押し進めているパラオEEZ全面海洋保護区案。 批判は当初からあった。 純粋な海洋保護議論の枠を外れて政治議案となったのは大統領選を来年に控えてという点もあるかもしれないが、実は最初からあった。 …
国連のミレニアム開発目標。 この8月1日には新たなゴールが決まり、17項目の1つがナント「海」。 正式には9月の国連総会で決まるらしいが、ここまで来ているのでもう変更はないであろう。 さて、17項目中14項目目にある「海」は。。 目標14 海洋と…
パプアニューギニア領海見つかった違法操業船。 カンボジアとミャンマーから人身売買で奴隷のように働かされている漁師を次々と助け出し首都のポートモレスビーに送っているようだ。 PNG authorities rescue slave labourers from Thai cargo ship Dateline …
"Tinian Dynasty 米司法省と和解 マネロンルール違反について。ジャンケット活動を注視" http://casino-ir-japan.com/?p=8377 米国司法省にマネロンルール違反で約90億円の制裁金を課せられていた、テニアンのカジノが、情報提供を条件に和解した、というニ…
八面六臂のPIF新事務局長、メグテイラー女史が、ナウルに飛んだ。 何があったのか? ナウルの「闇の奥」はサイパンよりも何処よりも深い、ような気がして今までも横目で見て来たが書いたり、語ったりするのは避けてきた。 しかし、いよいよ、法と秩序と民主…
Marshalls targets illegal aliens from neighbor Kiribati 27 Jul 2015 By Giff Johnson http://www.mvariety.com/regional-news/78626-marshalls-targets-illegal-aliens-from-neighbor-kiribati マーシャル諸島にオーバーステイのキリバス人200人が確認さ…
ローマ法王が地球温暖化について声明を出したとのニュースが駆け巡っていた。 その中にオーシャンガバナンスも含まれている。 世界に衝撃拡大…ローマ法王「最後の審判の日が到来」 地球温暖化に異例の警鐘 産経ニュース 2015.6.28 http://www.sankei.com/pre…
パラオ政府がベトナムの密漁漁船を燃やした事が英語圏だけでなく日本でも話題になっており、賛否両論のようだ。 ベトナム密漁船を洋上焼却 パラオ、乗組員は国外退去 http://www.sankei.com/photo/daily/news/150613/dly1506130005-n1.html 違法操業と言えば…
本日皇太子ご夫妻のトンガ訪問が閣議決定された。 「皇太子ご夫妻、7月にトンガご訪問 国王の戴冠式にご参列 雅子さまは2年ぶりの外国ご訪問」 産経ニュース http://www.sankei.com/life/news/150612/lif1506120014-n1.html 早速某週刊誌から取材を受けた…