アメリカー海のウルカヌス
等松春夫著『日本帝国と委任統治』でイヤハートの件が書いてないか索引を見たら、ビンゴ! 150-151頁に短い記述だが、イヤハート失踪事件が書いてある。 この事件で、イヤハートの失踪を巡って、日米間の疑念は最高潮に達したのだ。 しかも失踪5日後は盧溝…
オーストリア大学の修士の学生さんが書いた記事なのだが簡潔にまとまっている。 米国とミクロネシア3国の自由連合協定の話。 CHALLENGES ARISE FROM COMPACT OF FREE ASSOCIATION WITH THE US IN STATES AND TERRITORIES by Debora Aberastury | Mar 13, 20…
米領サモアの連邦議員。共和党である。 私が太平洋の海洋保護区の事を追っている関係で、ここ数年蜜に連絡させていただいているが、30年近く存じ上げている。米国政治に関心のない当方は議員が共和党である事を、トランプ大統領選で始めて知ったくらいだ。 …
昨年、太平洋で失踪したアメリア・イアハートが日本軍に捕まった証拠となる写真が見つかったとの大きなニュースに触れて、太平洋を巡る日米同盟分断か、と危機感を持ち、この問題を追うだけでなく産経のジャパンフォーワードにも記事を書く機会をいただいた…
これがハリス司令官の最後の公聴会なんだろうな。 THE MILITARY POSTURE AND SECURITY CHALLENGES IN THE INDO-ASIA-PACIFIC REGION Date: Wednesday, February 14, 2018 - 10:00am Location: 2118 Rayburn House Office Building, Washington, DC 20515 The…
STRATEGIC COMPETITION WITH CHINA Date: Thursday, February 15, 2018 - 10:00am Location: 2118 Rayburn House Office Building, Washington, DC 20515 Strategic Competition with China WITNESSES Dr. Aaron Friedberg Professor of Politics and Intern…
米国の議会公聴会を聞くのはこれが2、3回目だ。 今回は3時間もあるが、CIA, FBI, NSAのトップ、そして米軍の情報担当が顔を揃える公聴会である。 テーマがすごい。 "Senate Intelligence Committee Hearing on Worldwide Threats" 2018年2月13日にワシン…
PACOMのハリス司令官の在豪州大使就任が発表された。噂には聞いていたが。 ニュースは色々出ているが豪州のシンクタンク、Australian Strategic Policy Institute、ASPI のexecutive director Peter Jennings のコメントが出た。 Peter Jenningsの経歴 Deput…
本来、日本の外務省や国交省が押さえているはず、と思っていた太平洋島嶼国の闇の奥。 太平洋のブラックマーケットについてこのブログに積極的に書いている。 海洋保護区にも関係しているのだ。北朝鮮を支える便宜置籍船も。 恐ろしい事に、誰も知らないで海…
この記事も気になっていた。 【元米軍海兵隊士官・意見】気候変動は“敵”になるだろう(軍事的な敵ではないが) 2018/1/19 https://www.newshonyaku.com/4772/ 元米軍太平洋司令官、サミュエル・ロックリア提督が2013年に、アジア太平洋地域における最大の問…
河野外相がフランステレビのインタビューで、米国がパリ協定離脱をしても米国の企業の貢献は大きい、と述べていた意味が今日わかった。 気候変動もSDGもきちんと追っていなかったので、本日世界人権問題研究センターが主催する「SDGs時代の企業の社会的責任…
トランプ政権の国家安全保障戦略(NSS)が発表された。 https://www.whitehouse.gov/wp-content/uploads/2017/12/NSS-Final-12-18-2017-0905.pdf トランプ大統領のスピーチが映像で見れる。 あれ?このトランプ大統領のスピーチの文言誰に向かって言っているの…
トランプ政権がエルサレム首都認定に反対する国連決議。 ISRAEL General Assembly Passes Resolution Against U.S. Recognition of Yerushalayim as Israel’s Capital By Zalman Ahnsaf December 21, 2017 http://hamodia.com/2017/12/21/general-assembly-y…
昨日、米国はすごい!と紹介した国防省によるミクロネシアの自由連合協定を締結する3国の調査、そして7年間もペンディングにしたパラオへの支援金を国防省が肩代わりするような形で拠出したことを、U.S. Federal Aviation Administrationのオフィサーで民…
オバマ政権の対太平洋政策。失われた8年。現場の経験を中心に書いておきたい。うまくまとめられないが。。 結論だけ先に。 オバマ政権で失われた8年を日本が主導して取り戻そう! <ハワイ出身のオバマに期待> 未だに明確に覚えている。ハワイ出身のオバマ…
グラント・ニューシャム氏の下記の論文を読んで、私が2008年から担当してきたミクロネシア海上保安事業を巡る米国の動きに思いを巡らせた。 【トランプ訪日】アジアの混乱:トランプが起こしたことではなく、引き継いだもの https://www.newshonyaku.com/asi…
上記の連邦政府専門委員会のビデオは実質40分程度で見ていて面白かった!この後full houseに,そして senateに送られるらしいが、環境保護派とメディアを背後に抱える民主党の議事妨害は容易に想像がつく。 4月26日に大統領令としてサインされたAntiquties A…
私が海洋問題に関わり始めた2008年。任期を終えるブッシュ大統領が世界最大の海洋保護区を太平洋に制定した。 続いてオバマ大統領も任期を終える直前にこのブッシュが制定した太平洋の海洋保護区を拡大したのである。 オバマ大統領はハワイ出身の、即ち初の…
ヒストリーチャンネルで取り上げられたアメリア・イアハートのフェイクニュース。 普段ならこんなイエロージャーナリズムは相手にしないが、今回は戦ってみる事とした。 理由1:この件を教えてくれたのが旧知の米国議員。 理由2:しかも太平洋島嶼議連で日米…
先週出した下記の要求に対しマーシャル諸島ジャーナルが記事を出しました。 アメリア・イアハートの写真の件でブロガーの山猫男爵が見つけた写真集を、特ダネとして売り込もうとしたマーシャル諸島在住のマット・ホーリーに、私が写真の詳細(国会デジタルラ…
Mitch Harrisさんという見ず知らずの方が、マーシャル諸島ジャーナルGiff Johnson編集長が当方の中傷記事を書いている事を教えてくれた。 例のアメリア・イアハートの件である。 この件は山猫男爵さんというブロガーが7月9日に見つけていて、すでに多くの人…
確認していないが、右は西開地重徳一等飛行兵曹の写真で、左は名札を持っていた米兵のJack Armstrong氏の写真、だと思います。 アメリア・イアハート失踪を巡る日本軍処刑説のレベルの低ーい情報が駆け巡り、これで小遣い稼ぎをしようとしたマーシャル諸島在…
7月7日から追っているアメリア・イアハート失踪事件に関わる、日本軍の処刑説。 米国人達とのやりとりは、精神的に参った。 やはり、根底には日本軍を、日本に悪者にしたい、米国人と、それに乗るメディアやサイパン、マーシャル諸島の人々がいる。 でもこ…
どうやらトランプ大統領も述べたという、アメリア・イアハート失踪事件、日本軍処刑説が下記の「山猫男爵」により簡単に覆されたようである。 これは昭和10年にパラオの「二葉呉服」から出版された写真集。「海の生命線我が南洋の姿 : 南洋群島写真帖」にあ…
アメリア・イアハートの件は、まだ議論が続いていて、気になっていたが、今回再燃した日本軍による処刑説を否定する記事が今日、7月9日付けで出た。 日本人の青木富貴子さんというイヤハートの本を書いた方にインタビューしている。 Amelia Earhart Capture…
あまり関心がなかったアメリア・イアハート失踪事件。 日本軍に捕まって処刑された、というニュースが広まり、日本政府に情報を出させろ、というコメントまで出回っている。 知っている人は知っている案件だが、日本叩きが好きなのは日本人なので、見過ごす…
今日も早朝からタタタッとカール・シュミットを書いて、午後は安全保障学会の予定が、米国のイエロージャーナリズムに邪魔された結果となっている。 日本語のニュースにもなっているが1937年太平洋で忽然と姿を消した米国の女性飛行士アメリア・イアハートが…
先般、麻生財務大臣と岸田外務大臣に提出された島嶼議連からの要請内容に歓喜したのは私だけでななかった。 太平洋軍のハリス司令官がたこの要請内容を「もし知れば」私以上に歓喜するであろう。 米国政府が10年に渡ってペンディングにしている、パラオへの…
評論家江崎道朗氏の『アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄』が昨年出版されてから1年近くが経つ。弁解になるが、既に数百冊の本を棄て、もう本は買わない、図書館にあるのは借りて、ないのだけ買う、というポリシーを自分で決めている。 『アメリカ側から…
先日ご紹介したウォール・ストリート・ジャーナルに掲載されたバヌアツのBen Bohaneの記事。 多くのアクセスがあり、米中への関心の高さを感じた。 島嶼議連の勉強会で参加されたアジア大洋州局四方参事官のことを思い出した。 日本政府が主催する太平洋島サ…